先日、私が勤務医時代の時の同僚と話す機会がありました。
その話の中で他の以前の同僚達の話題が出ました。あいつは、今なにをしているとか、どうなっているのか・・・とか。
私は開業して今年で27年経ちますが過去付き合いのあった歯科医達と意図的に一切付き合いをしていません。
その理由はいずれお話する機会もあるかもしれませんが、ただ、彼らが今、何をしているのか。どうなっているのかには、最近非常に関心があります。それは、何故か、自分なりに考えたみたのですが、私の年齢になると、人生を大逆転させることは、悪い方向にはあっても、良い方向にはないと感じるからです。
そこで、若い時あのような考え方や行動をした人達は正しかったのか、間違っていたのか・・・
現在、私自身が若い人達を指導する立場として知っておく必要があると思うのです。その中でも私が特に気になるのは、お互いが若い頃に私と全く考えが違った人達の事です。
その頃、私自身若かった訳ですから、自分の考えが正しいのか間違っているのかわかりませんでした。自分の考えを信じてなんてこれっぽっちも自信があった訳でもなく、思えばその時々で考えや行動が変わったこともありました。ただ、もちろんそうしても合わせることができなかった人達がいたのも事実です。
そう思っていると大学の同窓会の手紙が届いたのです。思えば、大学を卒業して今年で30年経ちました。10年ごとに一回同窓会は開かれているみたいです。私は、一度も参加したことはありません。
しかも、同級生の何人かはもう死んでいます。以上のことから私にとって今回の参加は意義のあるものなのです。
ただ、、、人生で一番辛いと思った大学時代を彼らに会って思い出したくない・・・。
それとも、今年55歳になる私は、もう一度思い出にして、これからより一層奮闘努力すべきか・・・。
今、かなり葛藤があります。