2024.12.5「ちょうどいい歯ッピー」での質問①
先日、こんな記事がありました。
歯科医院の廃業、過去最多、126件、前の年の同じ時期に比べて1.8倍記録的ハイペースで歯科医院の淘汰が進んでいる。
要因としては医師の高齢化、材料費の値上げが重なって収益も厳しい状況が続いている。と言う事なんです。
【院長】
すごく社会問題になっていて、しかも歯医者が中々なりにくい、若者が減っている。
その中で廃業が進んでいくとこれから歯科医師へのニーズがどんどん増えていくので日本全体が困ると思うんです。
そこで泰和先生に聞きたいんですが、流行る歯医者、流行らない歯医者の違いって、どう思う?
【泰和先生】
流行る歯科医、流行らない歯科医、色々要因があるんですけど、人は知らないものにお金を使えないんですよ。
だから自分から積極的にどんな所でもアピールしなきゃいけないんですよ。
ところがアピールすると炎上するんじゃないか、とか、悪口を言われるんじゃないかとか、人の目を気にしちゃう人が多くて、そこからですよね。
あと、気力を持ち続ける、何となく生活が出来て何となく生きていけると、まあいっか、って気力が途切れてしまう人が多く、これは最後まで、仕事を辞める最後まで気力を持ち続ける。
いつか僕の事を分かってくれるだろうとか。分かりませんよ、だからアピールし続ける、アピールするって重要ですよ。
【院長】
私は流行る先生とそうじゃない先生ってすべてコミュニケーション能力に尽きると思うんです。
前もお話したと思うんですけど、大学時代に神様っていうあだなの 助教授が、結局人間性に問題があるんでしょうね。
だから教授選に負けて、開業しても私が患者だったららみたらこの先生にみてもらいたいと思ううんですけど、そういう事じゃないんですよね。
患者さんが喜ぶだろうかとか楽しいだろうかとかそういう事を考えられる歯医者かどうかで流行るか流行らないかに尽きると思うんです。
うちは宣伝広告費で患者さんがいっぱい来た訳じゃないんです、うちが成り立ったのは紹介なんです、口コミは時間がかかるものなんですけどうちは時間がかからなかったんです。
口コミって宣伝広告費が掛からないなによりの宝物なんです。
宣伝広告、看板広告の意義って、親御さん、スタッフ達の、有名な歯医者に勤務するんだね、とか、きぬた歯科に自分の娘が勤めてるんですとか自慢してもらえるし、
スタッフのプライドになるし、いい人材が集まるんです。