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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2024.10.04

2024.9.12「ちょうどいい歯ッピー」での質問

2024.9.12「ちょうどいい歯ッピー」での質問①

 

 

 『先日喉に違和感を感じて耳鼻科を受診しました。その先生は喉を診察しながら 

 「歯は大丈夫みたいだね、歯は失ったら戻ってこないんだよ」と言って 

いました。お聞きしたらその先生は若い頃から歯に苦労していて喉を 

診るとき、歯の状態を診る癖があるとのこと。それに加えて口の状態が 

悪い人は余計な病気になりやすいと仰っていました。 

これって何故なんでしょうか?また、耳鼻科の先生に虫歯や歯周病って 

わかるんでしょうか?』 

 

 

 

耳鼻科の先生に虫歯や歯周病って分かるのか。分かると思いますって 

分かるのかなー・・いや、分かるんでしょうね。 この先生は間違いなく

分かるんだと思います。

医者の先生方の中でも耳鼻科の先生は特に歯の勉強をしていらっしゃる方が 

多い。それは、実は耳鼻科と歯科は本当に深い関りがあるからなんですね

口の中の状態で鼻や喉の病気を引き起こすきっかけになる事もあるし。 

耳鼻咽喉科系の病気が口の中の病気に繋がることも良くあるんですね。 

具体的にいえば、歯のせいで蓄膿症、最近は副鼻腔炎とか上咽頭炎って言いますが 

それになったり、蓄膿症のせいで歯がダメになる症例もあるんですね。 

例えば、花粉症の時期、耳鼻科の先生が忙しくなるのは分かると思うんですが 

歯医者も忙しくなる。それは歯医者に来る患者さん、鼻に問題があるのに歯が 

痛くなるんです。 もちろん逆もあって、歯に問題があるのに耳鼻科に行かれる方もいる。 

そこで診てもらう医師であったり歯医者の力量が出るんですね。 

歯医者であれば耳鼻科系のことが良く分かっているか、その診断ができる機械を 

病院に備えているか。医師の先生も同様なんです。 

その点において、以前は医師の先生と歯科医には大きな壁があったんですね。 

ただ最近になって医師の先生方、「病は気から」って言葉がありますけど

「病は口から」ってことを強く認識してくれているんだろうと思うケースがすごく多いんですね

で、この質問をしてくれた方の診ていただいている先生、以前から喉を診るとき歯の状態を

診る癖があったと素晴らしい先生だと思いますよね。 

概して医師の先生も歯科医も自分の分野から離れると自分の仕事ではない、と 

思う方が多い。体調にしても口の中にしても、全く違うところから影響を 

受けてそこに症状が出ることってすごく多くて。歯医者も医者も 体全体のことが

分からなければいけないと私は思います。 

   

 

質問②

 

最近ほうれい線が気になってきた40代女性です。以前先生のこの番組で老け顔に

ならない為のイーウー体操を教えていただきました。他にもあったら真面目にや

りますので教えてください。

 

イーウー体操ってそういえばここで言いましたよね。イーを言うときは口角を

思い切り開いて、ウーっていうときは思いっきりすぼめてそれを1日2~3分やると、

あの時はそう説明しましたよね、それにプラス実は歯医者として、ほうれい線を含めて

顔のエクササイズをお話しするとキリが無い程あるんです、

その一つを今日お話したいと思います。まずは歯ブラシ、歯ブラシって実は歯をキレイにするだけで

なく口の中の血行を促進される事が出来る、血行を促進させれば顔の浮腫みが取れ

 る。それとやり方によって表情筋を鍛える事も出来るんですね。それ故ほうれい線

の予防や改善にも繋がる訳です。

で、その方法はまず歯ブラシの裏側の背の部分を使ってほうれい線をゆっくりす

内側から外へ押し出す様に出来たら左右に1分づつ、やりすぎて傷を作らない様に

していただきたい、次にうがい、頬いっぱいに水を含んでゆすぐ、この

やり方は片方の頬に少し痛みを感じる程度の多少の水を含んで勢いよく左右を

ゆすぐ。その時は頬を思いきって膨らませてください。この質問をしていただい   

方はきっと真面目にしてくれるんだと思います。ただ、真面目に、ってキーワードが

出る方ってやってらっしゃらない方が多い。ほうれい線を消すための努力は毎日

の継続した努力が必要です。頑張っていただきたいと思います。

 

 

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