【質問】
『【食いしん坊は歯が命】と言いますが、歯ブラシや歯磨き粉を選ぶのに迷ってしまいます。
きぬた院長のオススメの物があれば教えてください。』
【院長】
石ちゃんは、何か歯ブラシ、特別な歯ブラシ使ってますか?
【石塚さん】
はい、ちょっと幅広の、で、僕ちょっと固めが好きなんで。
あと、普通の歯磨き粉と、その前に歯茎をマッサージする、アセスってあるじゃないですか。あれでまず歯茎を引き締めて、それから歯を。
【院長】
おーー、さすが芸能人ですね。よくやってらっしゃいますね。茉奈ちゃんは?
【茉奈さん】
私は、歯が1個1個小っちゃいって言われたことがあるので、それがはまる用のちょっと毛が短いタイプの歯ブラシを使っていて、
あとはやっぱりホワイトニングしたいと思って、そういう成分が入った歯磨き粉を使っています。
【院長】
なるほどなるほど、あのね、基本的に、歯ブラシが合ってるかどうかを評価するのって、実際虫歯になってからじゃ遅いんですよね。
やっぱり歯医者に行って、ちゃんと磨けてるかどうかってことをまず確認しなきゃいけないんです。
ちゃんと磨けてるって評価を受けたらば、色んな冒険をしない。ほんとね、ちゃんと磨けてる人ほど、色々冒険したがるんですよね。
それで、メーカーによって“ふつう”っていう硬さでも、「硬いな」と思ったり、「柔らかいな」と思ったり、あれ、ちょっと違うなっていう時ありませんか?
その時はね、もったいないと思わず、それ、無しにして、もう1回元に戻すっていうことがコツですよね。
で、とにかく、歯ブラシの仕方をここでお話しすると、長い話っていうか、ラジオで歯ブラシの話ちょっと難しいとは思うんですけど、
ちょっとお話しておきたいのは、歯ブラシの消毒の仕方ですよね。
うん、歯ブラシを消毒するっていう意識を持ってもらいたいってことです。
【茉奈さん】
やったことないです。
【石塚さん】
普通に蛇口から水出して、ピッピですよね。
【院長】
基本はそれでいいんです。
基本はそれでいいんですけど、例えば、歯ブラシをしたあと、歯ブラシに付いている細菌の数っていうのは、1億どころじゃないんですね。
1億個どころじゃないんですけど、それ以上に繁殖する。
それをね、また、侮ってると、それによって病気になってらっしゃる方達って、けっこういらっしゃるらしいんですよ。
だからね、これはちょっと知ってていただきたいんですけど、やっぱり当然ですけど、歯を磨いたあとの歯ブラシ汚いわけすよね。
で、それを消毒しようとして、熱湯につけたり、漂白剤につけるのはよくないんです。
実を言うとね、重曹って分かります?重曹を水にちょっと溶かして、で、歯ブラシをそれで消毒すると。
それが無かったら、うがい薬でもいいです。イソジンでちょっと洗うとか。
ただね、イソジンの注意点は、歯に着色が着いちゃうんですよ。
だからそれで消毒をするのはどうかなと思うんですけど、例えば、喉のうがい薬、アーズレンとかマーズレンとか、ありますよね。
ああいうやつでちょっと消毒すると。で、なにより、なにより大事なのはね、乾燥させるってことなんですよね。
【石塚さん】
よくひっくり返して、僕、歯ブラシ立てに立ててはいますけど、
【院長】
あ、ひっくり返しちゃいけません。ひっくり返すと水がそこに溜まるからですよね。だから、立てて乾燥させる。
それから、同じコップに何個も違う人の歯ブラシを入れないようにしてください。
そうすると、それが感染の原因になるんですね。風通しのいいところに置いて、すごくいいのは、日光に当てるっていうことですね。
なかなか洗面所に日光当たる部屋ないですよね。
ないんですけど、グッズとしてですね、あの、紫外線洗浄機っていうあれが売ってるんですよ。あの、歯ブラシを入れると紫外線が当たるって。
ああいうのもいいですよね。ま、とにかく、歯ブラシを清潔に保とうっていうイメージは常にお持ちいただきたいなと思う。
それからもうひとつは、歯ブラシを交換する時期は、やっぱり1ヵ月はちょっと長いかなぐらいに考えていただきたいですね。約3週間ぐらい。
【石塚さん】
僕いつも歯ブラシを後ろから見て、そこから先が出たら交換するようにしてます。
【院長】
そうですよね、そうなんですけど、機能面のことはそれでいいと思うんですね、だけど、付いてる細菌て目に見えないじゃないですか。
だからそういう面では早めに交換するっていうのがいいですよね。