【質問①】
『「歯の検診で、歯科衛生士の方に加齢が進むと歯茎が下がってくるので、歯磨きの仕方を気をつけてくださいと」言われると聞きます。
なぜ歯茎が下がってくるのでしょうか?放っておくとどこまで下がるのか、どんなことに支障がでてくるのか、
気になることがたくさんあります。教えて下さい。』
【院長】
歯茎のラインが下がってくること。上だったら上がってくることを気にしてらっしゃる方すごく多いんですよね。
ましてやね、衛生士や歯医者から指摘されると不安になると思います。
まず、歯茎が下がってしまう原因はね、大きく挙げると2つ原因が挙げられるんですよね。一つ目としては、加齢によるもの。
もうこれはしょうがないんです。もう歳をとれば、顔も老けるのと同じようにね、歯茎も年取るんですよね。
歯茎が年取るってことは皺が寄るってことではなくて、ま、下がっていくっていうこと。
当然、歯茎が下がれば、その下の歯を支えてる骨まで痩せるわけですから、いずれは歯が抜け落ちてしまうんです。
でもね、ご安心ください。もう、加齢的な歯茎の退縮であれば、歯が抜け落ちるまでにかかる時間は110歳までかかるって言われています。
まあ、体質にもよると思うんですけどね。
もう一つの原因が病的なもの。これが問題で、病的なものであれば、それを放っとくとね、50代どころか、40代、30代でも総入れ歯に移行する方がいます。
ただ、加齢的なものと違って、病的なものであれば、治療できるんです。もう治せるんです。
ただし、もうそれに対しては急いでほしいんですよね。
痛み無く、静かに進行していく病的なものに気づくためには、やっぱり自分の判断だけじゃなくて、プロの手が必要なんです。
今この放送を聴いていただいているリスナーの皆さんには言いたいんです。今年こそはスタートしましょう。
もう治療だけじゃない、予防もね。もう自分だけじゃなくて、もう自分の家族、友人に勧めて下さい。
病的な歯茎の退縮は今までこの放送で再三にわたりお話しましたけど、口の中だけにとどまらないんですよね。
なったら怖い病気に繋がってるんですよね。
もう歯医者として言いたいことは、下がった歯茎、ま、歯を支えてくれる骨は、一度下がったら二度と1ミリたりとも上がってこないんです。
もうスタートするんだったら今なんですね。それとね、私ここでね、もう1つ言っておきたいんですね。
グラグラになってしまった歯はね、この際決別していただきたいんですよ。
私ね、歯医者になって今まで散々耳にしてきたこと、それはね、歯を抜くことが、罪深いことだと思って、グラグラになっていたり、
割れてしまっている歯を放置してね、あの時この歯を抜いておけば、手前の歯も奥の歯も抜かないで済んだのにっていう症例散々見てきたんですよね。
もう、歯医者の先生にもこの場を借りて言いたいんです。
歯医者として評判を下げる噂、ま、例えばね「あの先生は痛いよ」とか、「あそこの先生は優しいよ」とか、まあそれもあると思うんですけど、一番評判を下げるのは、「あそこの歯医者すぐ抜いちゃう」こんな歯医者絶対行きたくないですよね。
それをね、歯医者側も知ってるんですよね。だから、残すふりをするんです。
歯を抜く基準は、日本だけじゃない、先進国全てで決まってるんですね。
その基準を知っているのに、ダメな歯を、歯医者の先生は、残すふりをやめた方がいい。
長くね、そんな歯を放置することで、インプラントどころか入れ歯を作ることも困難になるケースがいっぱいあります。
もうリスナーの皆さんには、もう自分を守るためにもね、私光邦さんのこの番組を今年も聴いていただきたいなって思います。
【質問②】
『今年の目標はなんでしょう?』
【院長】
ありがとうございます。まずはね、なんてったって“ちょうどいい運動会”ですよね。これ盛り上がりたいですよね。
あとはね、まあ今更ですけど、思い出作りですかね。
旅行とかじゃなくてね、こないだあの、「億劫だな」と思った同窓会に、初めて大学の同窓会に行って、
なんか久しぶりの友人に会ったんです。それからね、始まったことがあるんです。
あのね、私今まで億劫だと思ってたことを、何かスタートすると、何か違う人生がスタートするんですよ。
これね、リスナーの皆さんにもオススメですよね。是非やってみてください。