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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2025.01.10

2025.1.9「ちょうどいい歯ッピー」での質問

【光邦さん】

最初の質問です。

お餅やガムなど、歯にくっつきやすい食べ物で詰め物が取れてしまう場合ってありますよね?

お正月や夏休みなど歯医者さんが長期でお休みしている場合、自分でできる対処方法ってあるんでしょうか?

 

【院長】

外れた金属は歯医者に持ってきてください。たいていの場合は私の感覚だと7割位はもどせます。

接着剤が古くなると外れてしまうケースが多くなる。

あと3割位は虫歯が出来ていたり金属と歯との間に隙間が出来てる、欠けてるってことですね。

その場合はやり直すしかないと思います。

取り合えずそこの部分をよく磨いておいて歯医者がやり出したら外れた金属を持ってきていただければと思います。

 

【光邦さん】

では次の質問です。

「今行っている歯医者の先生にインプラントを勧められています。私は今までインプラントの経験がなく、めちゃくちゃ怖いです。

インプラントの失敗ってあるんですか?失敗すると、命に関わったりするんでしょうか?」

 

【院長】

そうですよね!インプラントが初めてだと怖いと思うと思います。

ご質問有難うございます。インプラントが失敗って何をもって失敗というのか、

それはインプラントの埋入してすぐのものと時間が経ってからのものがある。

まず、埋入してすぐのパターン、これはインプラントが骨と結合しない、つまりくっつかない場合があるんです。

その原因としては患者さんにある場合と残念ながら術者、つまり歯医者側にある場合もあるんですね。

歯医者側にある場合とは骨をやけどさせてしまった場合。やけどさせるとインプラントと骨は結合しない、

その失敗は骨のやけどが治ってからインプラントを埋め直す事になるんですけどきぬた歯科では経験した事がありませんし、

よっぽど慣れていない先生でなければあり得ないと思います。

もう一つ、患者さんにある場合として重度の糖尿病、糖尿病も重度になると非常に感染しやすくなるんですね。

つまり感染により骨とインプラントが結合出来ないパターンもあります。

きぬた歯科ではその糖尿病の方だけではなく高齢で免疫が弱っている方に対しても絶対感染をおこさない為にオペ室に3億円の費用をかけました。

ただ、そこまでしなくても普通の体力がある方であれば感染によるリスクに対して過度に不安に思わなくてもいいと思います。

次に長期、つまりインプラントを入れてからそのインプラントが骨と結合してから5年から10年以内におこるトラブル、

これはインプラントの周りの歯茎が腫れるという事、又それがひどくなって抜けてしまうという事。

これも原因としては歯医者側と患者さん側の2つのパターンがあるんです。

歯医者としては歴史の浅いインプラントを選択してしまったという事、その選択はもちろん悪意をもってその先生もするはずはないんです。

たぶん優秀な営業マンに乗せられてしまうんでしょうね。今のインプラントはほとんど、どんな種類でも当初は骨と結合します。

ただ5年以上経ってから問題が出る。

確かに私が歯医者になりたての36年前はインプラントが普及してどころか教えてくれる人もいない中でどのインプラントがいいのか分からなかったのは事実です。

でも今もうあれから30年以上経って結果は出ている訳ですから歯医者側も値段や営業マンに惑わされずしっかりした選択をしていただきたい。

患者さん側の問題としてはメインテナンス、毎日のケアとそれがしっかり出来ているか歯医者にも確認してもらっていただきたい。

インプラントは入れたら終わる事とそこからスタートする事があるんです。

それをしっかり認識していただきたい。命に関わる事があるのか、ありません。

私の記憶では日本で一度確かにありますが、これはかばい様がない、今そんな歯医者はいないと思いますので、その点はご安心いただければと思います。

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