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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2025.04.25

2025.4.17「ちょうどいい歯ッピー」での質問

【質問】
『今、通っている内科で、骨粗しょう症ぎみだと、薬を出されました。
そして、必ず歯医者にかかる時はこの注意書きを見せるようにと、用紙をもらいました。
今、入れ歯を入れている所に今年中にインプラントをと、考えているのですが、大丈夫でしょうか』

【院長】   
ご質問ありがとうございます。そうなんですよね。
この骨粗しょう症の全てじゃないんですが、特別な薬、リスナーのみなさんも覚えておいていただきたい。

飲み薬として出される場合もあれば、注射の場合もあるんですが、今、医師の先生方はこの薬を出す時は、必ず歯医者に相談、もしくは、使っている場合は報告していただくことになっているんですね。
この薬は「ビスホスホネート」っていう薬なんです。
商品名は色々ありますが、この報告を受けると歯医者側は一様に緊張する。けっこう医師の先生は気軽に出される先生、多いんですが、私達には緊張感が走るわけです。

これ、なぜか。
抜歯したり、歯周病の外科的治療を行った場合、その部分から顎骨が壊死、
つまり骨が腐ってきてしまう方が稀にいるんです。確率は文献によって変わるんですが、2年なり、3年なり継続している人はその顎骨に対しての副作用、つまり抜歯して歯周病の外科処置をして骨が壊死する確率が上がるんです。

この話を聞くと怖くなっちゃうと思いますが、この副作用絶対じゃないんです、むしろ稀なんです。
ただ、一応インプラントをやってもらう先生には報告をしていただきたいし、抜歯をする歯医者には言っていただきたいんです。
歯医者によっては、うちは怖くて出来ませんって断ってくる歯医者も多いと思います。私、医師の先生達から骨密度が低いからと言われた患者さん達にすすめてる事があるんです。

それは前にお話ししたかも知れないんですがが、ワダカルシウムというサプリメント。私患者さんに基本にはサプリメントはすすめていなかった。
なんとなくですが、若いころからサプリメントで効率よく栄養を摂ると、年をとってから食べ物からビタミンなんかを摂りにくい体になると思っていたんですよね。
ただ、骨粗しょう症って寝たきりになる理由の2番目に位置していて、待ったなしなんです。

そういう方に是非とすすめて摂っていただくと、次の医師の検診の際、全ての方ではないんですが、けっこうな確率で骨粗しょう症が改善されていて、その薬を回避できるすごくケースが多い。
それがワダカルシウムなんです。
ワダカルシウムって明治時代からあって、私の母も妊娠中にカルシウムの摂取の為に摂っていたらしいんです。
インプラントの時もそうで、インプラントを埋める際、骨を触るわけですが、めちゃくちゃその骨が柔らかい時は、ワダカルシウムをすすめるとすごく結果がいいんです。

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