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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2025.05.21

2025.5.9「歯ッピーDEまいう~」での質問

質問①
『今年の八十八夜、5月1日ということで、これから一層、日本茶が味わい深くなってまいりますけれども、お茶はよく飲まれますか?』

【院長】   
あんまりお茶飲まないんですよ、だけど、お茶飲むように、努力してます。
お茶を飲むと、カテキンですね。
もう癌の予防になるって有名な話なんですけど、実はね、お茶はね、実に歯にもいいんですよね。

理由はね、お茶には、虫歯予防にもなるフッ素が多く含まれてるんですよね。
それ以外のお茶でフッ素が入ってるものは、ウーロン茶、麦茶、紅茶が挙げられるんですよ。

ただね、これらのお茶は、歯に着色も付きやすくするんですよ。
お茶に含まれてるフッ素が、歯にくっついて、歯の表面から虫歯になるのを守るんですけれども、そのフッ素がね、色を連れてきちゃうんですよね。
私の感覚で言えば、一番着色が付きやすいのは、紅茶ですよね。
次は緑茶、そのあとウーロン茶って続くんですけど、その順に虫歯の予防になるフッ素が多く含まれてるんですよね。

例えばね、着色が付いてそのままにしておくと、歯ブラシの効率をすごく悪くするんですよね。
例えば、ホコリが付いてる表面、ツルツルのところだったら、雑巾ひと拭きできれいになりますよね。
ザラザラのところだとこすらないといけない、つまり、せっかくフッ素が入ってるお茶を飲んでも、着色が付いてそのままにしておくと、歯ブラシの効率を悪くして虫歯になりやすくなりますから、それ気を付けていただきたいんですけど、もう一つね、これフッ素が、虫歯予防になるんだったら、飲料水にフッ素を入れればどうかと。
ていう議論になったんですよ。
現にね、アメリカとかブラジル、それからイギリス、スペイン。国の一部は、飲料水にフッ素を入れてるんです。香港とかシンガポールは100%のいわゆる水道水にフッ素が入ってるんです。
めちゃくちゃ虫歯が減ったんです。ドイツに至ってはですね、1991年から、食塩にフッ素を入れてるんですよね。
それで、国民を虫歯から守ろうと。でね、実際、日本でも一時期ですよ、京都だけ実験的にフッ素が入れられたんです。
1952年から13年。虫歯がめちゃくちゃ減ったんです。
あの頃、日本人の虫歯の罹患率ってめちゃくちゃ多かったんですよ。
それが、すごい減ったんです。でもね、今はそうしてないんです。これね、フッ素に対して色々議論があるんですけど、フッ素って腎臓で代謝されるんですよね。
だから、透析されている方達は、水道水を浄水して飲む必要が出てきちゃうんですよね。
日本は、それを良しとしないんですよね。私が思うにね、それぞれの国、考え方があるんです。
水道水にフッ素を入れて、多くの人を虫歯から守る、まあつまり、最大多数の最大交付っていう道を選ぶのか、まあ、それによって被害を被る人がいるんだったら、そちらのスタンスに合わせるのか。
日本はね、後者で、私はまあ、日本に生まれて幸せだなって思いますね。

【石塚さん】   
いや、僕カテキンにそんな力があるっていうの、今初めて知りました。
癌予防っていうのと、歯にいいフッ素が入ってる。

【院長】   
カテキンていう要素が、虫歯予防になるかどうかっていうのはちょっとあれなんですけど、カテキンも入ってるし、フッ素も入ってるっていうふうに認識していただければと思います。

【石塚さん】   
確かに透明なものにフッ素が入っていた方が、着色しないですもんね。

【院長】
そうなんですよね。そ、だから世間体じゃなくて、体のためにお飲みになられるといいですね。

【石塚さん】   
確かに今我々が話してるテーブルの上には、先生の前にはお茶があって、私の前には、思いっきり着色する色が、、、

【院長】   
しかも甘いやつですよね。ちなみに茉奈ちゃんのそれには何が入ってるんですか?

【茉奈さん】   
これ今日紅茶が入ってます。

【院長】   
素晴らしい、虫歯予防ですね。

【石塚さん】   
日本人って、自然に昔からお茶を飲んでるじゃないですか。すごいですね。

【院長】   
おっしゃる通りなんですよ。食生活が西洋化してから、増えた病気っていっぱいあるんですよね。
日本食ってすごい大事なんですよね。
いろんなことを考えて作られてますから、ぜひ日本食に興味をもっていただいた方がいいかなと思いますね。

質問②
『舌ブラシが、口臭対策や口の中のお掃除に効果があると聞いて使っています。この舌ブラシ、おすすめされますか?』

【院長】   
ありがとうございます。質問嬉しいですよね。
あのね、舌ブラシってあるんですけど、これ、正しい頻度と方法で、舌を磨くと、口臭予防になる、それだけじゃないんですね。
口腔内全体の健康維持にも役立つんです。
ただし、正しい知識を持った上じゃないといけないんです。まず、鏡で舌の状態を確認してください。
白っぽくなってる部分をまず確認していただきたいんですね。
この白っぽいところっていうのは、舌の苔、舌苔っていうんですけれども、それを取るためにやるってことですね。
その上で、舌ブラシを使って歯を磨く、もう舌ブラシって普通に薬局で売ってますから、その時の注意点としては、決して強く磨かないっていうことなんです。
あのね、強く磨くと、舌には毛があるんですよね。
それが伸びて舌の白っぽい苔、舌苔ですよね。
それが付きやすくなっちゃうんです。やり方は、舌の奥から手前に向かって舌ブラシを動かす。
もう、白いものを全て取ろうと思わないでいいと。それは覚えておいてください。いちいち水で洗う、で、また掻き出す。
それをね、舌ブラシがない方は、歯ブラシを横に当てて、縦でもいいですね、そうしていただければ、それで良いと思いますね。

【茉奈さん】   
つい、なんかこう、こういうのってゴシゴシやりがちですもんね。

【院長】   
全部取ろうとしてやると、舌の表面の毛が長くなったり、舌が傷つきやすくなりますから、軽くでいいです。

【石塚さん】   
僕あの、三角になってる舌ブラシ売ってるじゃないですか、あれをめいいっぱい喉の、“うっ”てなるギリギリ、、、

【院長】   
あのね、それが正解なんですよ。奥までやっていただきたい。その時にかける圧なんですよね。

【石塚さん】   
あの、思いっきり強くやっちゃってました。

【院長】   
そうですよね。もう一つ大事なことはね、時間なんです。あのね、朝起きた時、歯磨き粉は使っちゃいけない。
あの、専用のジェルっていうのもありますから、使ってみてもいいですよね。
あと、舌磨きは、歯ブラシの前にやっていただきたいんです。朝一回だけでいい。
舌の苔、舌苔はね、夜寝ている間にね、本当に色んな細菌の巣になっちゃうんですよね。
巣には寝てる間に繁殖するんですよね。だからそれを朝取るってことが重要なんですよね。
虫歯や歯周病だけじゃなくて、解明されてないいろんな病気の原因にもなってるって、最近言われてます。
口臭がそれによって全く消えたっていう方もいるし、まあ、ここまで言うと気合が入っちゃうかもしれませんけど、くれぐれも一日一回、朝起きた時だけ、
軽くで、やりすぎは及ばざるがごとしになりますから、注意していただきたいなって思いますよね。

【石塚さん】   
以前先生からもお話伺いましたけど、もう夜に溜まった菌とかそういうのを一緒に食事しちゃうといけないから、まず、歯磨きを食べる前にしなさいっていうのを。

【院長】   
それと同時に、歯ブラシする前に舌ブラシを使っていただければパーフェクトだと思いますね。

【石塚さん】   
僕ね、もう表面だけだとちょっと飽き足らず、側面とかも、そうすると、なんかすっげー痛いんです。そこ

【院長】   
側面気を付けてください。側面傷つきやすいし、側面の奥は舌癌の興発部位ですから、それ気を付けてください。側面は触らなくていいです。

【石塚さん】   
ほんとに今、とりあえずお茶のも。

【院長】   
お茶飲んで癌予防ですか。素晴らしい!

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