【茉奈さん】
さあ院長、こんなメールが届いています。
『今年の4月から新入社員で働いています。お昼が終わって洗面室で歯を磨いていると、先輩たちが歯磨きの後お口のエクササイズとして舌を口の中でぐるぐると回していました。
そして最後にチューブの先を舌にのせていました。
これが口腔保湿ジェルだそうです。院長もお口の乾燥は良くないとラジオで話されていましたが、オシャレなエチケットですよね』と頂いております。
【院長】
これ、ご質問というか報告ですよね。ありがとうございます。
口のエクササイズっていいですよね。
もちろんお口のエクササイズって美容の為に役立つんですけど、若々しい顔を保つために先輩たちの真似をしていただければと思いますよ。
あの、ジェルってそもそも、年配の方たち、唾液が減るじゃないですか、そうするといろんな弊害が起こるわけですよ。
唾液っていろんな役目があるんですよね。
例えば、こうやって喋ってても、唾液が不足する人たちって、擦過傷、擦過傷っていうのは、いわゆる摩擦でベロとか口腔粘膜が傷つくんですよね。
そうするとね、余計な病気になるわけですよ。
口内炎とかね、口内炎から発展すると、まあよくない病気に関わってきたりする、そのために保湿ジェルっていうのはできた。でもそれは、今まではあくまで年配者のためだったんですけど、最近は、若い人たちまで使うようになってきてるんですよね。
【石塚さん】
へーなんでだろう。
【院長】
やっぱりね、もう唾液の量が減ってきてるんですよね。
これはやっぱり空調なんですよね。
あの、特に今暑いから、肌がじめじめしますよね。
じめじめしますけれども、口の中はこのエアコンによって乾燥するわけです。
そのために、虫歯ができやすい季節なんですよね。歯周病にもなりやすい。冬じゃなくて夏にいま、そういう方達が増えてる。
そのために、若い人でもこの保湿ジェルをお口の中に使う方、最近増えてるわけですよね。
【茉奈さん】
食べるってこと以外で口を動かす機会ってほんとに意外とないなと思うんですけど、あんまり動かさないと、口の中ってどんどん乾きやすくなるってことですか?
【院長】
うん、おっしゃる通りですよね。
食べる以外でもお口の中のエクササイズっていうことをすることによってですね、唾液の量が増えるんですよね。
例えば、赤ちゃんでもだらだら唾液が出てる人と、そうじゃない、まあ人っていうか赤ちゃんと、比べると、だらだら出てる子どもの方が風邪をひきにくいとか、それから虫歯になりにくいとか、そういう特徴があるんですよ。
それでね、じゃあ唾液の量が少ない人は、もうダメなのかっていったら、そうじゃないんですよね。
例えば、舌のトレーニング、それから唾液腺のマッサージ、そのやり方について説明はしますけど、それとね、もう一つは、最近レモンのシールとかが売ってるんですよ。
【茉奈さん】
レモンのシール?
【院長】
そう、シールをデスクとか目につくところに貼ってそれを見ると唾液が出る。
【石塚さん】
レモンの絵ですか?
【院長】
そうなんです。それが流行ってるんですけど、僕レモンを見たところで唾液出ないんですよ。やっぱりね、一番唾液が出るのは、梅干しですよね。
【石塚さん】
はい、正解です。
【院長】
ですよね。
【石塚さん】
たぶん僕と院長、梅干し世代ですから。
【院長】
そうですよ!昔梅干しどこの家庭でも自分のうちで作ってたりしましたよね。
塩がふいてるような梅干し飾ってあったじゃないですか。あれめちゃくちゃ健康のために役立つんですよね。
【茉奈さん】
いまもうすごい出てきました。
【院長】
そうですよね。
【石塚さん】
梅干し見て唾液出さない方が難しいです。
【茉奈さん】
そうですね、我慢できないです。
【院長】
あの、結局あの、例えばイタリア料理屋さんに行くとピクルスとか飾ってあるじゃないですか。
彼らはあれを食事をする場所に飾っておくわけですよね、あれって唾液が出やすくなるわけです。
僕たちあの、ピクルス見てもあんまり唾液出ないかも、まあ、出る人は出るんでしょうけど、そういう工夫をどの国もいろんなことをしてるんですよね。
だから日本もね、昔に立ち戻って梅干しを飾ると自分だけのためじゃなくて、家族のためにもなりますから、やっていただきたいと思いますよね。
【石塚さん】
ただ単純に食材を飾ってんのかな思っていたら、唾液を出す目的があったんですね。
【院長】
そういうことなんです。
それからね、舌の運動、エクササイズですよね。舌って筋肉なんですよね。筋トレしてあげる必要があるんですよ。
舌の重さって約200グラムあるんです。200グラムってどのぐらいの大きさかっていうと、スマートフォンより重いんですよ。
だからね、本格的にぐるぐる舌を回したり、ベロを出して左回り右回りをちょっとしてあげる。
それからね、それが大変だったら、いい方法がある、これはね、イの発音をちゃんとしてほしい。
「きれー」じゃダメなんです。「きれい」。「うまい」を「うめー」とか言っちゃだめなんです。ちゃんと“イ”まで発音してほしいんです。
【茉奈さん&石塚さん】
「うまい」
【院長】
そ、それが、
【石塚さん】
「まいうー」
【院長】
ですよ~。そういうことなんです、石ちゃん。
これみんな真似するから、知らない間にですね、日本人の健康に石ちゃん役立ってるわけですよ。
とにかく唾液ってね、いろんな役目があって、口から入ってくる色んな雑菌にたいしての抗菌作用がある。
そのために唾液がしっかり出ていると、風邪もひきにくいわけですよね。健康のために、ぜひ唾液の減少を感じたら、改善のためにいろいろ試して欲しいですよね。
【茉奈さん】
あと他にも先生、先ほど言ってた唾液腺のマッサージっていうのは、
【院長】
そうなんです。唾液って口の中全体からでるわけじゃないんですよね。
耳下腺で分かりますかね?おたふく風邪の時に腫れてくるとこ。これ、耳の前にあるんですよね。
そこをね、ぐるぐる回してあげる。耳の穴の前ですよね。
どっち回しでもいいんで、そうするとですね、ほっぺの裏側から唾液が出ます。
【茉奈さん】
あ、なんか出てきた気がする。
【院長】
そう、間違いなく出てますよ。
【石塚さん】
出てきてるね。
【院長】
それからね、ベロの下。ベロの下にね、舌下線と顎下腺があるんですよ。
ここを押してあげる。そうするとベロの下から唾液が出ます。
よくあの、酸っぱいもの見て唾液がぴゅって出てきたりすることありますよね?
あれは、この舌下線、顎下腺からの唾液なんですよね。
このマッサージをしてあげると活性化しますから、そのマッサージをしてあげることによって、美容のためにも役立ちます。
唾液の量が多いとがんの予防にもなりますから、ぜひね、信じてやっていただければと思いますね。
【茉奈さん】
いいことだらけですね。
【院長】
そうなんです。
【石塚さん】
この舌下線てすごいね、この舌そのものじゃなくて顎の、この喉ぼとけの上くらいですか?ここを揉むと、刺激されるんですね。
【茉奈さん】
出てきました出てきました。唾液が。
【院長】
あ、分かります?喉ぼとけよりも顎の先の後ろ側と、もうちょっと後ろ。ここらへんですね。
ここらへんて分かんないですよね。
特にね、入歯をいれてらっしゃる方たちって、唾液で入歯って安定するんですよ。
唾液の量が少ないからあっちが当たって痛い、こっちが当たって痛いっていうこともあるんで、あの、苦労してらっしゃる方はぜひ参考にしてもらいたいとなと思いますね。
【茉奈さん】
院長ありがとうございました。

