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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2025.09.26

2025.9.4「ちょうどいい歯ッピー」

【『味覚障害』実はいろいろな原因があるんです】

 

〈光邦さん〉   

今日はこんな質問が届いております。

「最近、家族からあなたが作るご飯、しょっぱくなったんじゃない?と言われるように。なるべく健康のために薄味にしてるつもりなんですけど。これって、味覚が鈍ってきてるんでしょうか?」味に関する質問。

 

〈院長〉   

あー、これ良い質問ですよね。ありがとうございます。

あの、味覚障害で歯医者に相談される方すごい多いんですよね。

味覚が鈍くなるつまり「味覚障害」という状態ですけども、実はね、いろいろな原因があるんですよね。

最近あの、コロナに罹って、「味が全くしなかった」って方、多かったですよね。

でも、それ以外でも例えば亜鉛が不足してるとか、加齢もそうですよね、年齢がいくと味が感じにくくなる、それからストレスとかドライマウス、それと鼻づまりとかアレルギー性鼻炎などでも味覚が落ちるってことがあるんですよね。

光邦さんって、味覚障害って気になったことっていう経験ありますか?

 

〈光邦さん〉   

僕はやっぱり風邪をひいて、鼻がつまると味がしないっていうのはありますけど。

 

〈院長〉

あ、ありますよね?そうなんですよね。

 

〈光邦さん〉

あとはないと思うんですけど。

 

〈院長〉

あのね、味覚障害にもいろんな種類があるんですよ。

例えば味が、光邦さんがおっしゃったように「感じにくい」とか、それから「全くしない」とか。

それとね、「何を食べても苦く感じる」という方もいらっしゃる。

そ。何も食べていないのに「口が常に苦い」とかね。それから、「甘さだけが分からない」っていうパターン。

もういろんなパターンがあるんですよね。

これね、中には、いまお話したように、何も食べてないのに、ずーっと口の中が苦いっていう方、こうなっちゃうと、毎日の食事が本当に辛いわけですよ。

特に、この方のように、家族の食事を用意している方が味覚障害になると、もう家族を含んで大変ですよね。

そんな時ね、まず、相談された方がいいのは、歯科以上に、耳鼻咽喉科なんですよね。

そ、その先生から必要に応じて、歯科、内科、神経科、心療内科など、連携して診ていただくことになるんですよね。

でね、歯医者に来た場合、まあ一番多いのは「亜鉛不足」なんですけど、亜鉛てどういう食べ物に入ってるか、お分かりになります?

 

〈光邦さん〉 

ちょっと分かんないですよね。

 

〈院長〉  

有名なのはカキですよね。

 

〈光邦さん〉 

あ、カキ……

 

〈院長〉

カキにはよく入ってるんです。

で、それから、ほかにもね、豚のレバーとか、卵、チーズ、アーモンド、ナッツ類ですね、それにも含まれてるんですよね。

あの、そのうえで、栄養の知識ってすごい重要なんですよ。

 

〈光邦さん〉 

そうですよね~

 

〈院長〉

そう。味覚って、そもそも、なんであるかっていうのを、なんとなく、分かります?光邦さん。なんで人間って味覚が鋭いかって。

 

〈光邦さん〉 

食べ物を判断する……?

 

〈院長〉

そうなんです。

 

〈光邦さん〉 

毒とか…

 

〈院長〉

いやあおっしゃる通りです。さすがです。

 

〈光邦さん〉 

食べないように。

 

〈院長〉

あのね、犬とか猫って嗅覚が発達してるわけですよ。だから食べる前に匂いを嗅ぐんですね。

 

〈光邦さん〉 

あ、匂いでわかるんだ。

 

〈院長〉

そうなんです。人間も昔はそうだったんですよ。匂いで分かってたはずなんです。

それが、人間って直接毒を摂取したり、腐ったものを食べたりっていうことをなくなってるじゃないですか。

だから嗅覚が落ちたの。その代わり、味覚を持って、味を、例えば、毒だと大抵苦いわけですよ。

それから腐ってると大抵酸っぱい。もう一つ大事なことがある。

それは、自分が必要な栄養素を判断するために、味覚ってあるんですよね。

例えば、ビタミンCを見つけた人。これ、あの、かっけになって、で、お母さんがリンゴを与えてたんですよね。

で、リンゴの皮をあげたんですよ。そしたらバクバク食べた。そしたらかっけが治ったんですよ。

で、その子どもが大人になって、これ、リンゴの皮に何か入ってるんじゃないかってことで、ビタミンてものが見つけたんですね。

一番最初に見つかったのがビタミンCだって言われてるんですけど。

ま、そういう形で、この味。例えば、食べておいしいと感じる味っていうのは、自分に必要な栄養素が入ってる可能性があるんですね。

 

〈光邦さん〉 

欲してるわけですね。

 

〈院長〉

そうなんです。でもね、それをね、間違えちゃうんです。最近の方。

そ。そのね、何か食べたいときに、どういう栄養が必要なのか、間違いやすい。

で、それによって、逆に肥満になったり、身体の健康を害したりっていう話を、次回しましょう。

 

〈光邦さん〉 

はーい、分かりました。そうか、身体が求めてるからと思って摂取しすぎて肥満になるってこともあるわけだ。

 

〈院長〉

そうです。糖尿病とかね。

 

〈光邦さん〉 

そこまでいくと怖いですもんね。

 

〈院長〉

そうなんです。

 

〈光邦さん〉 

へ~、ほんといろんな察知する気管って大事ですね。人間にとってね。

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