【処方された薬の使用期限について】
〈質問〉
今日はですね、こんなお話です。
「歯医者さんで出された薬を飲んだ後、全身に蕁麻疹が出て呼吸も苦しくなりました。 これまで同じ病院で同じ薬を出されていたのに、こんなことは初めてで驚いています。
薬にも期限があって、古いものが出されることはあるんでしょうか?」
〈院長〉
ご質問ありがとうございます。
あの病院で出された薬がですね、賞味期限っていうよりも消費期限ですよね。
これが過ぎてることっていうのはまずないと思う。うん。これね、消費期限っていうことじゃなくて、今まで問題なく使っていた薬に対して突然アレルギーが出るっていうことですよね。
これね、小麦アレルギーもそうだし、花粉症だってそうじゃないですか。
去年平気だったのに、今年急にっていう。 つまり今まで使ってた何でもない、 飲んでた薬に対してアレルギーが出るっていうことはやっぱりあるんですよね。
アレルギーの症状としてはね、皮膚に発疹が出る、赤み、かゆみ、蕁麻疹が出る。
まあそういうことから、この方のようにね、重症な症状としては呼吸が苦しくなる。 それから、ひどくなると血圧が低下して脈拍が弱くなる。
〈光邦さん〉
怖いですね。
〈院長〉
早くなるんじゃなくて弱くなるんですね。 で、意識の喪失。
もうね、そこまで行く前に迷わず救急車を呼んでいただきたいんですよね。 その時は必ずその薬を医師に伝えていただきたい。
あのね、稀ですよ。 稀ですけど、知識として持ってていただきたいんですよね。
とにかくこういった症状が見られたら、すぐ薬の服用は中止していただきたいんですよね。
これから医師や歯科医師ね、診療を受ける時、必ずその薬が何だったのか伝えるようにしていただきたいんですよね。
重症になったら救急車、呼吸が苦しいっていうのは特にサインですから、これはぜひそうしてください。
もう一つね、薬の消費期限と保管方法についてこれ説明させていただきたい。 まず、病院で出された薬に消費期限っていう概念はないんですよね。
医師や歯科医師から指示があった、まあその方法で使い切っていただきたいんです。
〈光邦さん〉
だから良くなったなと思っても飲み切らなきゃいけないんですよね。
〈院長〉
そういうことです。 あとね、もう一つね、ドラッグストアで買う薬、あの、これもね、薬の買い置きがどの家庭でもちょっとあると思うんですよ。
これ、市販の薬にはね、必ず消費期限が記載されてます。 期限が過ぎてる薬は飲むとどうなるか。
これはですね、あの効果が低下するだけじゃないんですよ。 薬がね、変性、いわゆる違うものに変わってしまってる可能性があるんですよね。
つまりそうなると体に対して毒になるんですよね。 それとね、あの保管方法にも気をつけていただきたい。
これね、ワインの保管方法に似てるって言われてるんですよね。光とか温度とか湿度、これに気を付けていただきたい、高温多湿の所はいけない。
消費期限内でも車中、真夏の車の中、一発で変形しちゃいますから、変形っていうより変異しちゃいます。これ本当に気を付けていただきたい。
車の中に置いてあった、薬をこれはって思って暑い所に晒してたらと思ったらもったいないけど捨てた方がいいと思って下さい。
〈光邦さん〉
でも病院に行くと今まで薬でアレルギーはありましたか?有り無しとか、僕はいつも無しで付けてるんです、それが突然それが発症する事はある。
〈院長〉
有るんです。
〈光邦さん〉
この場合、特に複数、いろんな薬を一気に飲んでいる人って分からないですよね。
〈院長〉
分からないですよね、分からないだけじゃないんですよ。例えば薬、何ともなくても、たまたま食べた物が出ることもあるんです。
ですからアレルギーが起きた時にその薬全部持っていくだけじゃなくて、日記を付けて欲しいんです。
〈光邦さん〉
何を食事、飲んだか。食べたか。
〈院長〉
特に怖いのは遅延アレルギー、一週間位してからアレルギーが出ることがあるんですよ。それは分かんないでしょう。
何か最近体だるいなとか、しかもそういう症状なんですよ。
日記を付けておけば、一週間前に何を食べていたか、それからもう一つ日常的に自分が好んでる食べ物を変えて欲しいんですよね。
そうすると急にだるかった体調が良くなることもあるんです。遅延アレルギー、これキーワードですから。
是非、体調が悪い方は自分はもしかしたらそういう分類に入っているのかちょっと調べていただきたいと思います。

