【8020運動とは?】
〈光邦さん〉
きょうも質問をご紹介します。
ちょっと不安が伝わってくる内容なんですが、そのまま読ませていただきます。
「私は60代の主婦です。最近、歯周病で歯を抜き、自分の歯の残りが20本になってしまいました。しかも抜いた歯の歯周病は手前と奥の歯にも及んでいて、近い将来その2本も抜歯になるだろうと言われました。
以前、8020運動、80歳で20本の歯がある人に寝たきりになる人はいないと聞き、私は今、かなり焦っています。私は寝たきりになるんでしょうか?」
〈院長〉
そうですよね、質問ありがとうございます。あの、大丈夫です。いや、大丈夫だと思います。私ももう残りの歯、10本しかありません。
〈光邦さん〉
インプラントですからね。
〈院長〉
もう他の歯インプラントになっちゃってるんです。あの、結局ね、まず、8020運動って、私が歯医者に成りたてのころなんですよね。
〈光邦さん〉
うお!!!
〈院長〉
そう。スタートしたんです。つまり37~8年前ですよ。日本中の歯医者が目標にしたんです。
それが、それこそ私が歯医者に成りたての37~8年前、8020が、達成出来てる人は全体の3%ぐらいだったんです。それがね、いまは6割を超えてるんですよ。
〈光邦さん〉
みんな、歯ブラシをするようになった。
〈院長〉
あの当時もみんな歯ブラシはしてたんですけど、結局ですね、歯医者の努力があったんですよ。
でね、なんで80歳で20本なのか、19本じゃだめで、21本じゃないのか、これはね、そのころ統計をとったんです。
そしたら、80歳で20本以上歯がある人は、この方がおっしゃる通り、寝たきりになってる方が、いないわけじゃない、ほとんどいなかったんです。
〈光邦さん〉
すくなかったんですね。
〈院長〉
少なかったんです。その理由として考えられたのが、「噛める」ってことが、脳の血液の量を保ってくれるから、っていうことになったんですよね。
そもそもね、寝たきりになる原因て、まず1にね、認知症がくるわけですよ。で、2に骨粗しょう症、それから3に、脳疾患ですよね。
まあつまり、1番と3番は、脳に関係するわけです。
まあ、4番に転倒による骨折っていうのもあるんですけど、一見、一見ね、歯と関係ないように見えるけど、多いに関係してるんだろうと。
で、最近になって「8020の闇」っていう現象が起きてきたわけですよ。
〈光邦さん〉
闇?なんですか?
〈院長〉
例えばね、歯周病も、治る歯周病と治らない歯周病ってあるわけですよ。で、治らない歯周病だろうがなんだろうが、残しゃあいいんだっていうわけじゃないってことなんですよね。
〈光邦さん〉
歯を残せばいいってわけでない。
〈院長〉
そういうことなんです。歯周病だろうがなんだろうが、80歳で歯が20本残ってればいいってわけじゃないんだ。
〈光邦さん〉
むしろ歯周病の方がまずい。
〈院長〉
そういうことです。
この方のように、歯周病の歯を長く抜きたくないってことで、残すことで前後の歯をダメにしたり、で、今までわたし再三にわたりここで発信させていただいてますけど、歯周病って糖尿病や、それから高血圧、それから、すい臓がんのリスク、もういろんな事にかかわってくるわけですね。
それこそ歯周病の歯って認知症を引き起こすって言われてる。結局そういう歯を長く残すことによって、余計な病気を引き起こすわけですよ。
でね、じゃあ脳の血液の量はどう保てばいいのかと。で、思えばですよ。私が歯医者になったころ、国家試験にインプラントの問題なんて一切出てなかった。つまり、
〈光邦さん〉
そうか!
〈院長〉
そういうことなんです!歯がなくなれば、入れ歯しかなかったんですよね。
ブリッジっていう方法もありますけど、多くの歯を失った場合は入れ歯しかなかった。
それが今、インプラントっていう方法があって、それによって、脳の血液の量は保てるわけですよね。
そういうことに繋がりますから、ダメな歯を無理やり残すっていうのはやっぱりよろしくない。ただし、インプラントってやっぱり自費治療なわけですよ。
なかなか受け入れることができない方も多い。だから、8020運動っていうのは、すごく大事な運動なんです。
大事な運動だけど、この方のようにやっぱりあまり神経質にならずにダメだって判断された歯は、諦めていただいた方がいいのかなっていうことですよね。
〈光邦さん〉
手磨きで出来る範囲っていうのはあるわけですもんね。だから定期的に行って、美容院に髪切りに行くように、綺麗にしてもらうのが一番いいですね。
〈院長〉
ぜひそうされた方がいいと思いますね。
〈光邦さん〉
ありがとうございます。だけど今そんなに深刻に悩むことじゃないですよってことですね。
〈院長〉
悩まなくていいです。
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〈光邦さん〉
さあ、そして、院長から、メッセージがございます。
〈院長〉
そうなんですよ。もうすぐね、歯科技工士の国家試験があるんですよね。これ、歯科技工士、日本でものすごい必要とされています。
それに臨む方が、もし聴いてらっしゃったり、それからそれに関係する人たちが聴いてらっしゃる方がいたら、もう是非ね、最善を尽くしていただきたいと思いますね。
あの、きぬた歯科としては、もう全力をもって応援したいと思います。
〈光邦さん〉
はい、温かいメッセージありがとうございます。

