先日、あるお店で先輩だろう人が後輩だろう人に注意をしていました。お客さんが聞くことのできる場所で注意する・・・。
それは、そういったお店だと格を下げることになるわけですが、それはさておき。その先輩の怒り方を聞き、自分自身も気を付けなくてはいけないと感じました。
それは相手が反省している言葉を言ってきたら、その言葉が心からか、そうかは別にして、しつこくしないということと又、謝る側の人間は謝る言葉の発声には充分気を付けなくてはならないと言うことでした。
まず、怒られて気持ちよくなる人はいません。それは頭にくることもあるでしょう。普通は、そこで終わることもしつこくされると恨まれてしまう。又、私が常々スタッフ達に言っていることは、叱ったりする時は必ず後にフォローをする気持ちを持って叱ること・・・。
これは、私が空手部時代、空手部の主将を命じられた時、先輩達から強く言われたことでした。もっとも先輩たちからフォローされた覚えはありませんでしたが・・・。
それと怒られた側の謝る言葉のイントネーション。これは重要です。これは、謝ることに対してだけではなく、生きていく上で感情を込めた発声ができるかどうかで大きく得する人と損する人にわかれます。
かつて私は、それを磨くため、大嫌いなカラオケで練習したことがありました。
それを学んだのも空手部でした。先輩に対して間違えた発声で謝れば当たり前のように殴られました。今、私は先輩方に感謝しています。
ところで、昨日、ある業者の方が2人で謝りに来ました。謝られる理由ですら私はよく理解していなかったし、別に当院が損失を被ったわけではなかったようでした。ただ、どうしても私に会いたいとのこと・・・。
診療が終わった後の時間を指定したところ30分前に2人は来ていました。私は、早く終わりたいと思いながら彼らの前に出ていくと1人の若い男性(たぶん私の息子くらいの年齢)が私に謝りの言葉を言い出しました。驚いたことにその言葉のイントネーション、話しの内容は私が理想としている全てを含んでいたのです。この若さでそれを身につけた彼の人生は・・・と、大変興味をそそられました。
私は、その謝辞に聞き惚れていると、その一緒に謝っていた上司が、今度は彼を私の前で責めるのです。それに合わせ、主人公の謝る対象は私ではなく上司に移る。その上司はもちろん許すはずがなく、打ち合わせ通り、私が「まぁまぁ。」と言う。その茶番は彼らの計画通り進むわけです。
私は、その寸劇も勉強になったと思いながら、「ところで何を謝っているのか?」と尋ねたところ、
どうも八王子きぬた歯科と間違えたとのこと・・・。
もう一度最初から謝れ!!と思いましたが、めんどくさいので帰ってもらいました。
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きぬた歯科では一般診療から小児歯科、今話題の審美歯科から、
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