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お口の中からの健康法(お役立ちブログ)Kenko Blog

2025.10.21

2025.10.16「ちょうどいい歯ッピー」

【低ホスファターゼ症】

〈光邦さん〉   
院長、今日はこんなメッセージが。「先日、きぬた歯科に行ってきた」と。
「全身疾患診てもらえる歯医者さんだと思って気になっている事とか相談したら本当に診てもらえました」全身疾患??

〈院長〉   
あのね、これご報告なんですよね。あの、どなたか分かりませんけど、本当ありがとうございます。
ただね、歯医者として、全身疾患は診ないんですけど、たぶん相談に乗らせていただいたんだと思うんですよね。

〈光邦さん〉  
あー、歯の治療とともに、「実はここも」、って話を「へー」って聞いて、院長がアドバイスされたって感じなんでしょうか。

〈院長〉
多分そうだと思いますね。

〈光邦さん〉
あの、全身は診てないですからね?

〈院長〉
はい、全身診れないんですけどね。はい、ありがとうございます。

〈光邦さん〉
で、院長、今日はですね「低ホスファターゼ」っていう、ちょっと聞きなれない言葉を目にしまして、これはなんだろうというのをちょっと聞いてみたいなと。
高い低いの「低い」、「低ホスファターゼ症」という。なんですか?

〈院長〉
これはね、歯の異変が“病気のサイン”になることがあるっていう話なんですよね。そういう病気なんです。
“低ホスファターゼ症”、これって骨や歯をつくるのに必要な酵素が足りなくなる先天疾患なんですよね。
あのね、酵素が足りないとどうなるかっていうと、骨がもろくなったり、歯が自然に抜けやすくなったりするんですよ。
重症型だと出生直後に命にかかわるケースもある。軽症型だと“歯が早く抜けた”というのが初めてのサインになることがあるんですよね。
「早く抜けた」ってどのくらいかというと、4歳未満で下の前歯がグラグラして抜けたら、“早すぎる”んです。これは要注意なんですよね。
通常はね6歳ごろからなんです。
しかも、生え替わりで抜ける歯って“歯根が溶けて”なくなっているんですが、病気で抜けた歯は、歯根がそのまま残ってるんですこれは、歯医者に持って行って来てくれれば、歯医者はねすぐ気づけるんですよ。

〈光邦さん〉
じゃあ、歯が抜けたって言って、根っこが付いていたら、捨ててはだめってことですね?

〈院長〉
そういうことなんです!あのね、根っこが溶けていたとしても、一応歯医者に持ってきていただきたいんです。

〈光邦さん〉
あ、捨てない方がいいんですね。

〈院長〉
そう、これさっきお話した、出生直後、まあ、いわゆる劇症型だと、すぐ分かるわけです。

〈光邦さん〉
生まれてすぐ分かるんですか?

〈院長〉
分かるんです。で、それってね、今、日本で開発された“酵素補充療法”という治療がって、劇症型だったらすぐ分かってすぐ対応ができるわけです。
で、慢性型だとね、それが、大人になっても気づかなくなっちゃう人がいるんですよ。

〈光邦さん〉
いやーこわい!えー。

〈院長〉
こういうことってね、歯医者が気づけるんですよね。それって、

〈光邦さん〉
なんか、あるんですか?サインが。

〈院長〉
今お話しした、歯が早く抜けるとか、それから、子どもなのに歯周ポケットが深くなるとか。
いわゆる歯周病ですよね。で、これってね、歯医者だったら、誰もが勉強してるんですよ。

〈光邦さん〉
ということは、分かるってことですね?検診とかでも。

〈院長〉
なんですけど、これ、私ね、この「低ホスファターゼ症」って、歯医者になって37年経つんですけど、今までの歯医者の人生の中で、2人しか見たことない。

〈光邦さん〉
じゃ、大変珍しい。

〈院長〉
そうなんですよ。だから歯医者が勉強してるっていうのは、これどういうことかっていうと、試験のために勉強したんですよね。

〈光邦さん〉
あーそうか。経験がないのか。

〈院長〉
そうなんです。だからね、もちろんそういう事をちゃんと勉強して、覚えててね、もう私37年の間にこれだけ多くの患者さんを診てても、「あ、これ、低ホスタファーゼ症なんじゃないかと、それで、「ぜひ内科の先生に診てもらってください。血液検査で検査してもらってきてください」とそれで、救えた患者さんいらっしゃるんですけど、歯医者の先生方もね、そういうことを忘れちゃいけない。
さっきお話していただいた、全身疾患を見ることができなかったとしても、疑える病気っていっぱいある。
たとえば口腔がんはもちろんそうですよね。あと三叉神経痛とか、心筋梗塞とか血液疾患。こういうことは疑う事はできるわけです。確定ではなくても。
こういうことに、歯医者もアンテナを張ってないといけないわけですよね。

〈光邦さん〉
いやーすごいねー。

〈院長〉
そこまでね、歯医者の先生方がちゃんと、聞いてくれる、考えてくれる、先生方もいっぱいいらっしゃるんです。
で、逆に全くやっぱりその、忙殺されてしまってね、考えない先生もいらっしゃることも事実なんですよね。
だから、自分で、そういう知識を持って、歯医者の先生にも、内科の先生にも自分はこうじゃないかっていう疑問を問いかけてみてほしいなと思いますね。

〈光邦さん〉
お子さんをね、まだ小さなお子さんをお持ちの方なんか、「低ホスファターゼ症」
ご注意ください。

〈院長〉
抜けた歯があったら、一度歯医者に持ってって、診ていただけたらいいと思いますね。

〈光邦さん〉
そうですね、捨てないようにしてください。よろしくお願いいたします。

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