【歯科医師国家試験】
〈光邦さん〉
いよいよですよね?院長、毎年1月の最終土曜日と翌日の2日間で、歯科医師国家試験が開催されますよね?
〈院長〉
いやーそうなんですよねー。
〈光邦さん〉
いまもう佳境じゃないですか?この時期って?
〈院長〉
そうなんですよ。私もね、この時期になるとね、必ず同じ夢見るんですよ。
〈光邦さん〉
いまだに!?まさか当時の?
〈院長〉
そうなんですよ!もうね、こう言われた時点で多分今日の夜夢見ると思います。
うちにいま12名の歯科医がいるんですけど、あの夢の中でね、「なんでこの先生たちは歯医者になれたのにいまだにおれは歯医者じゃないんだろう」っていう夢なんですよね。
これ仕事してる場合じゃないんじゃないかと。
ちょっと勉強しなきゃって思って朝起きると「あー大丈夫だ、おれ歯医者だったんだ」って。
もうね、すごい大変です!僕の時代はね、僕の時代は、とにかく卒業するのが大変だったんです。
だけどね、国家試験がめちゃくちゃ簡単だった。だからね、大抵落ちない。卒業さえすればね。
だから、卒業する、いわゆる6年間なんですけど、卒業できる人間が、入学する人数が100名だとしたら、ストレートで6年生までいけるのが、40人ぐらいなんです。
そうなんです、6割ぐらい留年するんですよね。
でもね、今はもっと大変なんです。大学にもよりますけど、100名1年生になれて、で、それから、6年生にストレートにいけるのが、大学によるとですね20人とかなんです。
〈光邦さん〉
すごいね!
〈院長〉
でしょ?それでね、国家試験の合格率が、めちゃくちゃ下がったんですよ。これね、国策だと思うんですよね。
〈光邦さん〉
あ、まあ増えすぎちゃった…
〈院長〉
で、極端に下げちゃうわけですよ。
で、いまね、これだけ子どもが減って、歯医者になるっていう道をつくるのは、もうギャンブル的になっちゃってる。
これはね、かわいそうですよ。国家試験にね、漢方の問題が出るんですよ。
漢方薬なんて僕使ったことないし、そこまでいっちゃうと勉強果てしないわけですよ。
きついですよ。あのね、歯医者って素晴らしい仕事だと思うんです。なれるんだったら、もうぜひ目指してもらいたい。
で、国も、今度は歯医者が激減していくってことを認識し始めてるんで、今度は増やす方針になっていくんだと思いますけれども、あのね、光邦さん、勉強に対してどう思います?勉強ってどう思います?
〈光邦さん〉
大嫌いです。
〈院長〉
大嫌いでしょ?僕も大嫌いだったんですよ。
でね、なんでか、これ歯医者になる目的っていうのを、なんで歯医者になるんだって。大学の入学試験の時に、面接があるわけですよ。
それに対して、たぶん、経済的に恵まれているだろうから、っていう理由しかないわけですよ。
歯医者になるなんて。あります?だって…
〈光邦さん〉
あーまあそうですよね。
〈院長〉
だって、親も、親戚にも歯医者がいなくて歯医者のやりがいなんて分かんないじゃないですか?
だから面接のときに用意した嘘八百を並べるわけですよ。
〈光邦さん〉
あ、そうか、夢を語るわけだ。
〈院長〉
「みなさんに幸せになってもらいたい。」的な。そんなことさらさら思ってないわけですよ。
で、大学に入ると「歯医者はこれから余りに余る」と。
で、「お前らこれからどうすんだ、食っていけないぞ」って余計勉強するモチベーションなくなるわけですよ。
でもね、大学5年生になって、僕ね、勉強が楽しくなったんです。
〈光邦さん〉
それはなぜですか?
〈院長〉
これを、僕が、勉強する、磨く、技術。これが、将来自分に関わるであろう人たちを、まあ幸せにできるんじゃないか。
その人たちのためになるんじゃないか。つまりね、お金を稼ぐってことじゃなくて、大儀が分かったんです。
この勉強する理由が分かったんです。そうするとね、勉強楽しくなってくる。
〈光邦さん〉
そうか。何のためにっていうとこですね。
〈院長〉
そうなんです、この勉強何の役にたつんだろうって。
〈光邦さん〉
それを実感した時ですね。スイッチが入る。
〈院長〉
そうなんです。5年生になると、患者さんに直接接することができるわけですよね。
自分が、「こういうことが、あなたにとって大事なんですよ」っていうと、患者さん喜んでくれるわけですよね。
あのね、やっぱりそういうところを、ちゃんと教えてあげないと、子どもたち勉強好きにならないと思うんですよね。
〈光邦さん〉
そうですよね、理由ですよね。
〈院長〉
もうとにかくね、歯科医師国家試験だけじゃない。衛生士もそうだし、技工士もそうだし、
〈光邦さん〉
ほんと少ない。
〈院長〉
もうあらゆる国家資格を目指す人たちに私エールを送りたいと思いますよね。
頑張ってください!
〈光邦さん〉
で、きぬた歯科に。ぜひお越しください。
〈院長〉
そうですよね!ぜひ見学に来てください。
〈光邦さん〉
ありがとうございます。

