2024.12.6「歯ッピーDEまいう~」質問
【質問】
この時期になるとですね、温かかったり寒かったりということで、ヒートショックの話題も増えてきまして、ヒートショック。
例えば、お風呂に入る時とか急激な温度変化によって血圧や心拍数の変化が生じて、場合によっては健康に悪影響を及ぼすことがあるという現象ですけれども、
お風呂入る時の、このヒートショックって、血行に悪いわけですけれども、歯の健康にも影響ってあるものですか?
【院長】
えーっとですね、そもそも、ヒートショックについて歯医者が語るっていうのは、ちょっとどうなのかって思われる方もいるかもしれないんですけど、ものすごい重要なことなんですよね。
例えば、ヒートショックでお亡くなりになる方ってすごい多いんです。例えば、きぬた歯科で気をつけなくちゃいけないことっていうのはですね。
あの、待合室の温度ですとか、ちなみに、歯医者の待合室でお亡くなりになる方もいらっしゃるんです。治療もしてないのに、ヒートショックで。
だから、各病院みんな気をつけてると思うんですけど、あのー、基本的にきぬた歯科は、どんなに寒くても待合室の温度を21℃、で、診療室を23℃。
つまり、待合室で少し慣れていただいてから診療室に入っていただくと。っていう形をとっているんですね。で、それから帰る時も待合室で会計で少し待たせて21℃、それから外に出ると。
これね、ヒートショックって、特に気をつけなくちゃいけないのは、お亡くなりになるっていうのもあるんですけど、
それだけじゃなくて、そのヒートショックを受けていることを自覚してないと、それが蓄積されてある時に突然出るんですよね。
結局、ヒートショックっていうのは、血管に詰めてしまうような、そういうことなんですけど、その収縮がうまくいかないと、それが蓄積されてっていう、パターンもあるんですよ。
【石塚さん】
じゃあ急激な温度変化がダメってことですね?
【院長】
でね、また急激な温度変化が好きな人が多いんですよ。例えばサウナって流行ってるじゃないですか。
そのサウナに入ってそのあと水風呂に入る、ああいうことが、亡くなったりしなくても、ダメージになる場合ってあるんですよね。
特に気をつけなくちゃいけない方っていうのが、65歳以上の方。それから、高血圧とか糖尿とか肥満、そういう基礎疾患を持っている方ですね。
それから、30分以上お風呂に浸かりたい方、熱いお風呂が好きな人、そういう方もね、本当に気をつけないといけないです。
【石塚さん】
僕も、水風呂大好きなんですよ。運動した後とか、汗かいて、もちろんサウナもそうなんですけど、そのあと水風呂入るとものすごい気持ちが良いんですよね。
【茉奈さん】
気持ちいですよね~、でも気をつけないと。
【院長】
そうなんです。冬にヒートショックをおこしてお亡くなりになる方は多いんですけど、夏でもいらっしゃるんです。
だから、暑かったら水風呂にバーンと入る、これも、一種危険なんです。冷やっとしますよね、水風呂に入ると、あれがね、一瞬のヒートショックの症状なんですね。
もう一つね、お酒を飲んでお風呂に入るっていうのは気をつけなくちゃいけない。あとね、食後すぐお風呂に入るのもヒートショックを引き起こす原因になるらしいですよね。
【茉奈さん】
やっぱり気持ち悪くなったりとか、身体の変化も、お酒、あと食事のあとってあるのが、自分でお風呂入っててもちょっと分かりますよね。
【院長】
分かりますよね。でね、これ、危ないなっていう危険信号、ヒートショックのね、一つ言っておきたいんですけど、めまいがする。
それから、気分が悪い、ま、気持ち悪いってことですね。それから、頭痛がする。これ、一応ですね、三大兆候なんで、そういう状況になったら、ちょっとお風呂から出たりとか、
身体を慣らすとかそういう事は必要ですよね。で、何より、ヒートショックを起こしやすい場所は、今お話があった、お風呂もそうなんですけど、あとね、トイレなんですよね。
だから、トイレって基本的に暖房器具とかあまりないんですよね。それから、脱衣所、こういうところを温度をある程度温かくして、それからお風呂に入る。
で、トイレに入る時に寒いトイレには入らないようにする、そいういう気遣いを65歳を過ぎたら、された方がいいかなと思います。
【石塚さん】今トイレでも、便座をヒーターっていうか温かくする機能があったり。
【院長】
そうなんですよね、基本的に、若い人が知っていた今の建築だとそうじゃないですか。
あの、昔から住んでいる年配の方の家って、なかなかね、そういうことがね、叶ってない場合が多いんですよね。
【石塚さん】
今ね、小っちゃいヒーターとかも売ってますから、トイレとかもちょっと、先生がおっしゃる、65歳過ぎてる方はちょっと、小っちゃいヒーターを置いてもいいかもしれませんね。
【院長】
ぜひそうしてください。